アルプス鍼灸整骨院の井上です!
今日は、有痛性外脛骨について話していきたいと思います。
有痛性外脛骨とは、足の舟状骨の外側にできる種子骨の部分に痛みが起こるのを有痛性外脛骨と言います。
痛みがない場合は、無痛性外脛骨といいます。
症状は、捻挫などがきっかけで、足首の内側に痛みが生じることです。
原因の一つとして、靴による圧迫や靴のサイズが合わないことが考えられます。
有痛性外脛骨になる人にみられるのが、偏平足です。
足の内側には舟状骨という骨の出っ張りがあり、その舟状骨に筋肉がくっついていて、土踏まずを構成するのに大きな役割を果たしています。
有痛性外脛骨の原因は、後脛骨筋(ふくらはぎの後ろ)の緊張が挙げられます。
他にも、捻挫、や繰り返し起こる後脛骨筋への過度な負担によって、外脛骨が舟状骨部から剥がれて、有痛性外脛骨になります。
治療方法は、多くの場合は運動を休止したり、保存療法で治ります。
足の裏の縦アーチ(土踏まず)が消失して、足関節の内側への負荷が増すことによって起こりますので、縦アーチを作るようなテーピングによってサポートする場合もあります。
また、インソール療法で、足が靴の中で動くことを防いで、有痛性外脛骨を予防することも可能です。
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