こんにちは!好きな筋肉は大鋸筋の白石です。今日はフットボーラーズ・アンクルについて書きたいと思います。
フットボーラーズ・アンクルとは、欧米では戦前から知られているサッカー選手に多く発生する足関節の障害です。別名、衝突性外骨腫(impingement exostoses)とも呼ばれています。キックやバスケットボールのジャンプ時などで足関節の底背屈運動が強制され、骨同士が衝突して起こる骨の増殖変化をきたすスポーツ障害です。
キックなど他動的な足関節の底屈強制により、足関節前方関節包が過伸張され損傷したり、踏み込んだときに背屈が強制されたりすることによって、骨同士が衝突して骨軟骨の損傷をきたします。この損傷の修復機転として骨棘が形成されるものと考えます。特に足関節捻挫の既往がある選手では、足関節の不安定性が増すため骨棘形成、滑膜の増殖をきたし疼痛などの症状を増長します。進行例では骨棘が骨折をきたし、関節内に遊離、嵌頓して激痛を発する場合があります。
症状としては、キックやジャンプ時の足関節の自発痛、圧痛、運動時痛、骨棘の触知、進行すると足関節の可動域制限をきたします。関節前面の骨棘の存在は背屈制限の、後面の骨棘は底屈制限の原因となります。
好発スポーツとして考えられるのは足関節に負担の強いキック動作を伴うサッカーやラグビー、ジャンプ着地で足関節の底背屈が強制されやすい器械体操、バスケットボール、バレーボールなどが好発スポーツとして挙げられます。
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