吹田市北千里アルプス鍼灸整骨院の大岩根です。
今回は疲労骨折についてお話しさせて頂きます。
一度には骨折が起こらない程度の外力が繰り返し加わった場合に生じる骨折です。
以前には軍隊の行軍訓練で足の中足骨に起こることが有名でした(行軍骨折とよばれていた)が、最近はスポーツの過度な練習によって起こることが大多数となってきています。
あらゆる年齢に発生しますが、筋力の発育や体力的な問題から成長期、特に15~6歳で最も多くみられると報告されています。
起こり易い場所
下肢の骨におこることが圧倒的に多く、脛骨(すねの骨)、中足骨(足の甲の骨)、腓骨(すねの外側の細い骨)に多くみられます。野球では上肢の尺骨肘頭(肘の骨)、ゴルフでは肋骨におこることがあります。腰椎分離症も脊椎の疲労骨折です。
症状
明らかな外傷の覚えがないのに、運動時に疼痛が出現し、安静時には軽快します。
無理をして運動を続けていると安静時にも痛みが出現するようになります。
第5中足骨の基部の骨折はサッカー選手で多く発生します。
また、大腿骨頚部(股関節の付け根)の疲労骨折の場合、安静や松葉杖を使用して体重をかけないようにしたほうが安全と思われます。
予防
疲労骨折は過度の負担がかかることで起こります。
O脚や硬い路面でのトレーニングなど、骨格や環境なども一因となります。また、女性のランナーでは月経異常が起こり易く、ホルモンの関係で骨塩量が低下し骨折がおきやすくなると言われています。
しかし、一番の原因は使いすぎによる負担の増加ですので、これを改善することが最も重要です。
治療
当院ではESー530で治癒促進を図り、テーピング療法や包帯固定、インソール療法などで、患部を安静な状態を作ります。また、場合によっては運動療法なども取り入れて治癒します。
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