アルプス鍼灸整骨院で鍼灸師をしている木島です。
8月も後半になり一時の暑さはマシになったとは言え、まだまだ残暑が厳しいです。
体調管理をしっかりと行うことで最後の夏を乗り切りましょう。
症状が出ていない状態でも気をつけなければいけない疾患があります。
今回は高血圧についてです。
高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。
高血圧を放置していると運動障害や言語障害が残る可能性のある脳硬塞やくも膜下出血など脳卒中のリスクが高まります。また心筋梗塞や狭心症などの心疾患や、腎臓に負担のかかり続ける慢性腎臓病などのリスクが高まります。
鍼灸治療では高血圧の原因でもある血管の収縮に関与している交感神経などの自律神経に作用するため血圧の低下に効果があると言われています。
交感神経が優位な状態では肩こりや腰痛を引き起こしている事が多いので、体の治療を行うことにより血圧を下げる効果もあるのではと考えられます。
今回は血圧を下げると言われているツボ『人迎』を紹介します。
場所は喉仏の外側で指2本の位置です。血管の拍動を感じると思います。
高血圧だけでなく自律神経の調節に関するツボであるため不眠症・便秘・めまい・頭痛などにも効果があると言われています。
このような症状の際にもアルプス鍼灸整骨院へご相談ください。
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