吹田市北千里アルプス鍼灸整骨院の大岩根です。
今回は外反母趾についてお話しさせて頂きます。
外反母趾は、足の親指が小指の方へ曲がり、親指の付け根の関節が「く」の字のように外側に飛び出し、靴を履くと、飛び出した部分が靴に当たって痛みが出たり、赤く腫れたりします。ひどくなると、親指が2番目の指の下に潜り込んだり、反対に指の上に乗ってしまったりすることもあります。
外反母趾の進行はまず、開張足から始まります。開張足は、足の指の付け根の幅が広がる症状です。開張足になると、母趾が足の外側に回旋し、親指全体が外側に傾きます。しだいに親指の中骨が曲がり突き出てきて、内的にも、靴があたった時など外的にも、痛みを伴うようになります。悪化すると、裸足で歩いていても、ちょっとした日常動作が痛みを感じるようになります。重症になると、親指の付け根の関節が脱臼して、親指と隣の指が重なってしまうこともあります
進行が進むにつれ辛さ度合いも高くなる外反母趾の治療は、初期症状である開張足の治療を行うのが良いと言えます。
外反母趾の要因は、下記のようなものがあげられます。
歩き方
外反母趾患者さんの歩き方の特徴に、足指を使わないで歩く「ぺたぺた歩き」が見られます。足指を使わないので、足指まわりの筋肉は退化し、外反母趾が進行します。
外反母趾の根本的な治療には、歩き方を改善することにあると言われています。
ハイヒールやつま先が細い靴は履かないのに外反母趾になる人がいるのは、このためです。
合わない靴
人間の足の裏は本来、横に並んだ5本の足の指の骨が横のアーチを、土踏まずの部分が縦のアーチを形成していて、立つ時や歩く時は、親指と小指の付け根とかかとで体重を支えています。
つま先が細くてヒールの高いパンプスなどの靴、つま先の幅が広く土踏まずがない真っ平らのサンダルなどの靴では、足指に力が入りません。すると筋肉がさらに退化し、足の正しいアーチ形がくずれ、外反母趾などの変形が進みます。
靴を変えたとしても、足指を使わずペタペタ歩いていていれば、外反母趾の症状は進行します。合わない靴は、外反母趾の根本的な要因というわけではありませんが、症状を進行させる要因と言えます。
運動不足
運動が不足することで足指周りの筋肉が退化し、外反母趾を進行させます。
遺伝
はっきりしたことはわかりませんが、足の形で外反母趾になりやすいなどと言われることがあります。 外反母趾はもともと患者数が多いため、遺伝が原因であるとは一概には言えません。
当院では外反母趾の痛みを抑える為に、インソール療法やテーピング療法、手技やESー530など、様々な治療法で患者様にあった施術を提供しています。
外反母趾でお困りの方は当院へご相談ください。
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