アルプス鍼灸整骨院の亀原です。

今回は上腕二頭筋長頭健損傷についてお話しさせていただきます。

上腕二頭筋長頭健の発生機序としては
1、肩関節を横にあげたりする仕事やスポーツ活動でこのような動作を繰り返すことにより変性が進んで起こる。

2、重いものを持ち上げたことによって上腕二頭筋の健の張力を越えて収縮したとき。

3、緊張した上腕二頭筋長にたいして突然強い伸張力が加わった際に発生する。
このような機序で発生します。

分類としては
1、結節間溝部での断裂
非常に多く、40歳以上になると加齢によって健の変性を伴っているものが多い。

2、筋健移行部での断裂
若年者の激しい運動の結果発生する。
この2つがあります。

症状としては
1、断裂音とともに激痛を伴い、腫脹と上腕部に皮下出血斑が出現。

2、上腕二頭筋の筋腹が遠位に移動し、健側に比べ患側の筋腹が短縮して小さくなり、筋腹の近位に健性の固いものが触れ、圧痛がある。損傷初期には疼痛のために肘を曲げたり、握力が低下し、夜間の疼痛も出現します。しかし2~3週間経過すると疼痛は軽減して筋力低下は程度回復していることが多い。

治療法は初期はアイシング、固定、提肘をすることにより運動を制限し、安静を保持する。疼痛軽減後に可動域訓練や筋力訓練を行います。

アルプス鍼灸整骨院では、手技・アイシング・物理療法(ES-530ほか)・包帯固定・テーピング・運動療法での矯正などのさまざまな治療法を行っております。

このような症状がある方は是非ご来院を!

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アルプス鍼灸整骨院
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