アルプス鍼灸整骨院の仲です

今回は足部の障害である外脛骨についてお話しさせて頂きます。

人間の体には種子骨というものが存在します。
種子骨とは、筋肉の腱の中に存在する骨で関節運動時に関節と腱との間の摩擦を減らす為の機能を持ちます。
もっとも大きい種子骨は膝蓋骨です。
腱の中に存在し筋腱の運動効率を高める種子骨に対し、発生学的に遺残物とも余剰物とも言える物が過剰骨です。
この過剰骨が足の舟状骨に発生している物を外脛骨と言い、これに痛みが伴うと有痛性外脛骨と言います。

足の舟状骨付近に存在し3つの型に分けられます。

Type1
舟状骨から完全に分離し、まるで後脛骨筋腱の種子骨の様に存在しているもの。
Type2
舟状骨に繊維性又は硝子軟骨を介して付着しているもので一番多く見られます。
そして痛みの発生しやすいTypeです。
Type3
舟状骨と骨組織で完全に一体化して見分けが付けにくいものです。

もっとも多いType2は繊維性や硝子軟骨などで癒合している為、とても弱い部分になっています。
その為、後脛骨筋の牽引力等の内部刺激や打撲・靴の圧迫等の外部刺激により炎症を引き起こし、痛みを発生すると考えられます。
舟状骨は後脛骨筋腱の付着部になっています。
後脛骨筋は足関節を底屈する働きを持っています。
外脛骨はこの筋腱の付着部に存在します。
その為、後脛骨筋が収縮するたびに外脛骨は腱に引っ張られ刺激を受ける事になります(Type2、Type3の場合)。
この様な刺激の繰り返しや患部の打撲、靴による圧迫刺激などで痛みを発生すると思われます。

トレーニング
タオルギャザーが一般的なトレーニング方法です。
当院では競技に合わせて適切なトレーニング方法を指導します。

施術
当院ではESー530の電気やアイシング、テーピング、包帯、手技など、様々な方法で施術していきます。

外脛骨は放置しておくと非常に激しい痛みを伴う事があるので、早めの受診をお勧め致します。

足部障害やスポーツ障害などの施術は吹田市北千里アルプス鍼灸整骨院へご相談ください。

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